TFKトピックス 5月号をお届けします!
こんにちは。株式会社TFKです。
いよいよ梅雨の時期が訪れてきました。いつもこの時期には雨傘の花が咲きます。
それを毎年見ながら感じることがあります。
ビニール傘がなくなり、それぞれがカラフルな傘を利用すれば、街は華やかな花壇になるのに・・・・と。
景色は見るものです。しかし、自分もその景色の中の一つの要素でもあります。
同じようなことを、花見の時期にも感じていました。景色を楽しむと同時に、自分も景色の一部とならないと。花見客の目を楽しませるために・・・。
少し、見方・考え方を変えてみると、何気ない日常も面白くなるかもしれませんね。
では、今月のインフォメーションに進みます。
TFKコンサルスタッフは、中村を筆頭に頭を悩ませ、日々業務に邁進しております。
さて、これから企業経営を進めていく中、DX対応とともにセキュリティ面の充実が重要な要素となってくるかと予想されます。ということで、今月号ではその中でピックアップした情報をお送りしたいと思います。
今後、中小零細企業に対してもセキュリティ要求が厳しくなっていく時代になりそうです。急がなくてもよいとは思いますが、徐々にその準備も進めていきましょう。
また、前月に引き続き【AI】で検索遊びをしてみました。皆様も一度使ってみて、自社で有効活用が出来ないか検討してみてはいかがでしょうか?個人的にも利用できることがあるかもしれません。
メディアでは課題や懸念材料も挙げられていますが、有効活用は今後本格化していくと思います。業務改善を図ることができるのであれば有効なツールとなると考えます。まずは慣れていきましょう!
また、引き続き、「セキュリティインシデント情報」及び「社内向けセキュリティクイズ参考事例」は継続しております。社員の皆様向けにもご利用頂ければ幸いです。
SPECIAL TOPIC① 企業のサイバー対策における格付け制度の創設について
経済産業省は、企業のサイバー攻撃対策を格付けする制度を2025年度に導入する政策案を公表しました。
この制度では、各企業の対策を5段階で評価し、取引先がどこまで、どのような対策を取っているかが可視化されます。
制度創設の目的
企業が自身のセキュリティ対策を客観的に評価し、必要な改善点を明確にできるようにすること
☝ポイント解説
①取引先や消費者が企業のサイバーセキュリティ対策の強度を理解し、その上で信頼性を判断することが可能になる。
②企業間の取引やビジネスの機会においても、サイバーセキュリティ対策の強度がより重要な要素となることが予想される。
③公共調達や補助金支給などの要件となると予想される。ただし、現状未確定であるため、今後の動向を要チェック!
TFKトピックスでも随時新情報を取り上げていきますので、皆様もぜひアンテナを張って情報収集をされてみてください!ご質問や相談事項がある方はTFKまでお問い合わせください。
SPECIAL TOPIC② セキュリティインシデントNEWS【サイバー攻撃の現状】
ここで、サイバー攻撃の現状を見てみましょう。
(独)情報処理推進機構(IPA)が2024年1月24日に以下のデータを発表しています。
「情報セキュリティ10大脅威 2024」
2023年に発生した社会的に影響が大きかったと考えられる情報セキュリティにおける事案から、IPAが選出した“脅威”は以下です。
「対策」と一口に言われても、「何を」「どう」すればいいの?という方が多いかと思います。自身に関係のある“脅威”を知ることも重要な対策の一つです。
心配事やご質問などございましたら、いつでもTFKにお問い合わせください!
SPECIAL TOPIC③ AIを使ってみよう!~ChatGPTとCopilotを比較してみた~
さて、前回はAIに「バックオフィス業務にあたる際のポイント」を教えてもらいましたが、ご覧いただけましたか?
AIといっても、いろんなツールがあります。
今回は、以下の2つのツールに質問を投げてみて、回答を比較してみたいと思います!
質問:最近あった面白いニュースを200文字程度で教えて!
ChatGPT: |
Copilot: |
いかがでしたか?
まるで人と会話しているような感覚で雑談や質問ができるChatGPTに対し、参考リンクを記載するなど、ユーザーの作業を補完する形で助言を提供し、業務効率化を支援するCopilot。
状況に応じて使いこなすことが理想です。AIの技術を自分のニーズやビジネス目標に合わせてうまく活用していきましょう。
なお、御社のビジネス目標達成のために、人間の手が必要な場合はTFKへご相談ください!
セキュリティクイズ
恒例となりつつある「セキュリティクイズ」。皆さん、これまでのクイズはチェック済✓でしょうか。
今月も出題させていただきますので、お手すきの際にぜひトライしてみてください。
まずはこちらの動画をご覧ください。↓
内部不正を防止するための組織的対策として、各部門が気を付けるポイントがあります。
【経営者】がやるべきこととして正しいのは、以下の5つのうちどれでしょうか。
○×で回答してみてください。
①自社の情報資産を把握すること
②システム操作履歴の監視体制を整えること
③外部送信メールをチェックすること
④PCやネットワークのログの記録と保存
⑤重要度に応じて、管理者を定めること
クイズの答えを解説します。
①自社の情報資産を把握すること
→○
②システム操作履歴の監視体制を整えること
→× 情報システム・管理部門
③外部送信メールをチェックすること
→× 情報システム・管理部門
④PCやネットワークのログの記録と保存
→× 情報システム・管理部門
⑤重要度に応じて、管理者を定めること
→○
⇒社員の行動を監視するという面もあるが、インシデントが起きた際に、社員の身の潔白を証明する手段にもなるため、徹底した管理が重要となります。
以上、TFKトピックス5月号でした♪次回もお楽しみに!